ガーミンで音楽を聴くならMusicモデルは必要?通常モデルとの違いと判断基準

ガーミン ミュージック モデル

Garminを選ぶとき、迷いが残りやすいのがMusicモデルです。スマホなしで走れるのは魅力ですが、そのために価格が上がり、電池も減りやすくなると聞くと、簡単には決められません。

実際に分かれるのは、機能の多さではなく使い方です。スマホを本当に置くのかどうか。そこが曖昧なままだと、どちらを選んでも納得しきれません。

Musicモデルと通常モデルの違い

その違いは、日々の使い方の中にあります。

音楽の入れ方

いちばん違いが出るのは、音楽をどこに置くかです。

  • Musicモデルは、曲やプレイリストを時計に入れて使います。
  • 通常モデルは、スマホで流している音楽を手元で操作する形になります。

どちらも「音楽は聴ける」といえばその通りですが、中身は同じではありません。音楽を時計に持たせるのか、それともスマホに任せるのか。ここが最初の分かれどころになります。

再生中のスマホとの関わり

再生中にスマホがどう関わるかも、はっきりした違いのひとつです。

  • Musicモデルは、音楽が時計側にあるため、スマホを持たずに再生できます。
  • 通常モデルは、音楽はスマホから流れるため、再生中もスマホが近くに必要です。

どちらも手元で操作はできますが、前提は異なります。スマホの存在を気にせず走りたいのか、それとも持っていること自体は気にならないのか。感覚の違いは、使ううちにじわりと表れます。

Spotifyの使い方

Spotifyをどう使うかも、見落とされがちなポイントです。

  • Musicモデルは、プレイリストを時計に保存してオフライン再生ができます。
  • 通常モデルは、スマホで再生しているSpotifyを操作する形になります。

どちらもSpotifyは利用できますが、完結する場所が違います。スマホなしで使いたいのか、それともスマホがあれば足りるのか。その前提の違いは、後から意外と効いてきます。

なお、時計にプレイリストを保存して使うにはSpotify Premium契約が前提になります。また、あらかじめWiFi環境で同期しておく必要があります。

値段

価格にも差があります。

モデル発売時期発売時価格(税込)
Forerunner 1652024年3月¥39,800
Forerunner 165 Music2024年3月¥44,800
Forerunner 2652023年3月¥62,800
Forerunner 265 Music2023年3月¥67,800

同じモデル名でも、Musicが付くとおよそ5,000円前後上がります。この金額をどう受け止めるかも、使い方と切り離せません。

電池の持ち

電池の持ちにも違いがあります。

モデルスマートウォッチモードGPSのみGPS+音楽再生
Forerunner 165約11日間約19時間
Forerunner 165 Music約11日間約19時間約7時間
Forerunner 265約13日間約20時間
Forerunner 265 Music約13日間約20時間約6時間

通常モデルには音楽再生時の項目自体がありません。Musicモデルでは音楽を流しながら使う前提になると、稼働時間は大きく短くなります。この違いも、あとから実感しやすい部分です。

Musicモデルが合う使い方

Musicモデルが必要かどうかは、スペックではなく走り方で決まります。実際に使っていると、はっきり分かれる場面があります。

スマホを置いて走る

ポケットに入れたスマホが揺れるのが気になる人には分かりやすい違いです。信号待ちで位置を直したり、ウェアのポケットが下がったり。小さなことですが、積み重なると意外と気になります。

スマホを持たない前提で家を出られると、準備がひとつ減ります。走り始めるまでの感覚が軽くなるのは、このモデルならではです。

Spotifyをオフラインで使う

外で走ると、場所によっては通信が安定しないこともあります。トンネルや川沿い、建物の多いエリアでは、再生が止まることもあります。

プレイリストが時計に入っていれば、そうした場面を気にする必要がありません。通信状況を考えずに流し続けられることは、想像以上に安心感があります。

一方で、最初の同期には少し時間がかかります。プレイリストを更新するたびにWiFi環境での同期が必要になり、自宅の回線設定によってはうまく認識しないこともあります。

外では安定しますが、家での準備が前提になる。この流れを含めて納得できるかどうかが分かれ目になります。

できるだけ身軽に走りたい

ランの時間を「切り替え」にしている人にも合います。通知や着信を物理的に持たないだけで、意識が外に引っ張られにくくなります。

音楽だけを流して走る。その環境を意図的につくりたいなら、Musicモデルの構成は理にかなっています。

通常モデルで十分な使い方

実際のところ、Musicモデルでなくても困らない人は少なくありません。普段の使い方をそのまま考えると、通常モデルで完結するケースも多いです。

スマホと一緒に走る

ランの記録をSNSに上げたり、終わったあとにそのまま連絡を確認したり。結局スマホを持って出る習慣があるなら、音楽だけを時計に入れる必要はあまりありません。

スマホがそばにあれば、音楽はそこから流せます。時計で操作できれば十分という使い方も、実際にはよくあります。

音楽は手元で操作できればいい

走る前に再生して、そのまま最後まで流し続ける。途中で曲を細かく選び直すことは多くありません。

その場合、時計は再生やスキップができれば足ります。保存先がスマホでも、大きな不便を感じないこともあります。

実際、プレイリストを毎回入れ替える人はそれほど多くありません。走るときの音楽がある程度決まっているなら、わざわざ時計側に保存する必要を感じないこともあります。

Music機能があっても、使うのは最初だけで、その後はスマホ再生に戻るというケースもあります。

長めに使うことが多い

週に何度も走る人や、アクティビティを長時間記録する人にとっては、充電の回数が増えないことは安心材料になります。

音楽を流さない前提なら、通常モデルのほうがシンプルに使えます。電池の残量を意識する場面も少なくなります。

出費を抑えたい

Music機能がなくても記録や通知は同じように使えます。音楽はスマホで十分と考えるなら、あえて価格の高いモデルを選ぶ理由は薄くなります。

必要な機能だけに絞る選び方も、自然な判断です。

まとめ

ガーミン ミュージック モデルは便利ですが、必要になる人は限られます。

スマホを本当に置いて走るなら価値があります。そうでなければ、通常モデルで十分という人のほうが多いはずです。

迷ったときは、「スマホを持たない前提で走るかどうか」だけを基準に考えると、答えは自然に見えてきます。

よくある質問

Q|Musicモデルは後から音楽機能だけ追加できますか?

A|追加はできません。最初のモデル選びで決まります。

Q|Spotify以外の音楽アプリは使えますか?

A|Garmin Music対応アプリは限定されます。公式対応かどうかは機種ごとに確認が必要です。

Q|Wi-Fiなしでも同期できますか?

A|基本的にWi-Fiが前提になります。モバイル通信では同期できない場合があります。