
この記事を読めば解決できること
- Apple WatchとGarminのどちらが自分の生活に合うか判断できる
- 毎日の使いやすさと運動性能、どちらを優先すべきかが明確になる
- SE・Series・Ultra、Venu・Forerunner・Fenixの違いが整理できる
- 自分の目的に合うモデルが具体的にイメージできる
最近、スマートウォッチを検討している人の中には、Apple WatchにするかGarmin(ガーミン)にするかで迷う人も多いようです。どちらも人気が高く、デザインや機能にそれぞれ魅力があるため、選ぶのが難しく感じられます。
健康管理をしっかり行いたい人や、iPhoneとの連携を重視したい人にはApple Watchが便利です。一方、ランニング時のGPS精度やバッテリー持続時間を重視するなら、Garminの方が安心。どちらも優秀だからこそ、どちらを選ぶか迷ってしまうのです。
実際の使い勝手やユーザー評価をもとに、Apple WatchとGarminの特徴・性能の違いを整理しました。生活スタイルや目的に合わせて、ぴったりのモデルを見つけるヒントにしてみてください。
Apple WatchとGarminで迷ったときの考え方

スマートウォッチを見ていると、どの機種も魅力的に感じられ、何を基準に選べばいいのか迷ってしまうことがあります。特にApple WatchとGarmin(ガーミン)はどちらも完成度が高く、目的や使い方によって強みが異なります。選ぶ前に特徴を整理しておくと、自分に合うモデルを見つけやすくなります。
なぜ多くの人が迷うのか
Apple WatchとGarminは、いずれも高い評価を受けているスマートウォッチブランドですが、目指している方向性が異なります。Apple Watchは日常生活の快適さを重視し、Garminは運動データの精度や長時間の使用を想定した設計になっています。この違いが、多くの人がどちらを選ぶか迷う理由のひとつといえます。
| 比較項目 | Apple Watch | Garmin |
|---|---|---|
| 設計の方向性 | 日常を快適に過ごすためのスマート機能が中心 | トレーニングやアウトドアで正確なデータを取ることを重視 |
| 機能の特徴 | 通知・音楽・電子マネーなど、生活全般をサポート | GPS精度・耐久性・防水性など、運動や自然環境に強い設計 |
| バッテリー | およそ1〜2日で充電が必要 | 数日〜1週間以上使用できるモデルが多い |
| デザイン | シンプルで上品。ビジネスにも合わせやすい | タフでスポーティー。屋外シーンに映える |
| 得意分野 | 日常の快適さ、健康データのチェック | 運動計測、長時間アクティビティ、精度重視の記録 |
どちらも性能面で妥協がなく、それぞれの長所がはっきりしています。そのため、「どちらが優れているか」よりも「どんな使い方をしたいか」で選ぶことが大切です。目的を整理しておくと、自分に合った方向が見えてきます。
自分に合う使い方を見つける
スマートウォッチを選ぶときは、まずどんな場面で使いたいかを考えてみると、失敗しにくくなります。ここでは考えやすい3つの視点を紹介します。
日常生活での使い方を考える
スケジュールの確認や支払い、音楽の操作など、日常をより便利にしたい人にはApple Watchが向いています。iPhoneとの連携がスムーズで、通知やキャッシュレス決済も手元で完結。ビジネスや通勤などのシーンでも自然に使えます。
運動や屋外での使い方を想定する
ランニングやサイクリング、登山など、アクティブな活動を楽しむ人にはGarminがおすすめです。GPSの測位精度が高く、バッテリーも長持ちするため、長時間のアクティビティでも安心。データの記録や分析が細かく、トレーニングの質を高めたい人にも向いています。
優先したい要素を決める
デザイン・価格・機能・操作感など、どの要素を重視するかを整理しておくと選びやすくなります。Apple Watchは使いやすさや洗練されたデザインが魅力。一方でGarminは精度とタフさが強みです。何を優先するかによって、選ぶブランドが変わります。
この3つの視点から整理してみると、必要な機能とそうでないものが明確になります。
Apple Watchを選ぶポイント

Apple Watchは、使い勝手と機能性のバランスが良く、日常の行動を自然に整えてくれる存在です。ここでは、支持される理由と現行3モデルの違いを、分かりやすく整理します。
Apple Watchが選ばれる理由
スマートウォッチを選ぶとき、Apple Watchが安心だと感じる声は少なくありません。複雑な操作を覚えなくても扱いやすく、日常の動きを妨げない使い勝手が魅力です。とくにiPhoneユーザーにとっては、連携面の利点が大きく、生活の流れを中断しにくい点が評価されています。
Apple Watchが人気の理由
- iPhoneとの連携がスムーズで扱いやすい
- 支払い・改札がすばやく済む
- 通話や音楽を手元で操作できる
- 体調の変化を見える形で確認できる
- 画面が見やすく操作も直感的
iPhoneとの連携がスムーズ
通知・メッセージ・通話をすぐに確認でき、動作も快適です。LINEや予定の確認も手元で完結するため、スマートフォンを取り出す回数が減ります。外出中でも自然に使える連携の良さが、Apple Watchの大きな魅力です。
支払い・改札がすばやく完了
Apple Payに対応しており、買い物や改札は腕をかざすだけで完了します。交通系ICの定期券を登録しておけば、財布やスマートフォンを探す手間もありません。慌ただしい時間帯でも動作がスムーズで、日常の快適さを感じられます。
通話や音楽が手元でできる
AirPodsと連携すれば、スマートフォンを持たずに音楽再生や通話が可能です。ジムや散歩などのシーンでも身軽に過ごせ、操作も迷いにくいです。普段の時間をより自由に楽しめます。
体調の変化を見える化できる
心拍数や睡眠スコア、血中酸素などを自動で記録し、体調の傾向を把握できます。疲れやすい日や眠りの浅い日も数値で確認でき、生活リズムを整える参考になります。日々の変化を捉えやすい点が、多くの人に支持されています。
画面が見やすく操作が簡単
常時表示ディスプレイで視認性が高く、SiriやDigital Crownを使って直感的に操作できます。片手でも扱いやすく、仕事中や移動中も快適です。シンプルで上品なデザインは服装を選ばず、どんな場面にも自然に馴染みます。
現在販売中のApple Watchモデル

現行モデルはSE(第3世代)、Series 11、Ultra 3の3ラインです。下の比較表では、主な仕様や機能を横並びで確認できます(数値や対応は最新情報に基づいています)。
| 項目 | Apple Watch SE3 | Apple Watch Series11 | Apple Watch Ultra3 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025/9/19 | 2025/9/19 | 2025/9/19 |
| 価格 | 37,800円/42,800円 | 64,800円/69,800円 | 129,800円 |
| サイズ | 40x34x10.7mm/44x38x10.7mm | 42x36x9.7mm/46x39x9.7mm | 49x44x14.4mm |
| 重量 | 26.3g/32.9g | 30.3g/37.8g | 61.6g |
| レンズ | Ion-X | Ion-X | サファイアクリスタル |
| ベゼル | アルミニウム | アルミニウム | チタニウム |
| バンド | シリコン | シリコン | シリコン |
| ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
| 画面解像度 | 324x394/368 x 448 | 374 x 446/416x496 | 422x514 |
| 防水 | 5 ATM | 5 ATM | 10 ATM |
| 防塵 | - | IP6X | IP6X |
| バッテリー スマートウォッチモード | 18時間 | 24時間 | 42時間 |
| バッテリー GPSモード | 7時間 | 8時間 | 12時間 |
| 対応OS | iOS | iOS | iOS |
| メール返信 | ○ | ○ | ○ |
| 通知 | ○ | ○ | ○ |
| 常時表示 | ○ | ○ | ○ |
| タッチ操作 | ○ | ○ | ○ |
| 通話 | ○ | ○ | ○ |
| GPS | ○ | ○ | ○ |
| 2周波GPS | - | - | ○ |
| ABCセンサー | ○ | ○ | ○ |
| 地図表示 | ○ | ○ | ○ |
| 心拍計 | ○ | ○ | ○ |
| 血中酸素 | - | ○ | ○ |
| 心電図 | - | ○ | ○ |
| 高血圧通知 | - | ○ | ○ |
| 睡眠時間 | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠コーチ | - | - | - |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠時無呼吸 | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠時皮膚温 | ○ | ○ | ○ |
| ストレスレベル | - | - | - |
| エナジースコア | - | - | - |
| ミュージックコントロ一ル | ○ | ○ | ○ |
| オフライン再生 | ○ | ○ | ○ |
| Suica | ○ | ○ | ○ |
各モデルには、それぞれ得意とする分野があります。ライフスタイルや目的に合わせて選ぶことで、より満足のいく使い方ができます。
- SE3:価格を抑えながら、通知・決済・健康チェックを手軽に使いたい人におすすめ。
- Series 11:心電図や血中酸素などの機能を活用し、体調管理を丁寧に行いたい人に。
- Ultra 3:登山や長距離ランなど、アウトドアやアクティブなシーンを楽しみたい人に適しています。
Garminを選ぶポイント
スマートウォッチを長く使うほど、記録の正確さや扱いやすさが大切になります。Garminは運動計測に強く、体調を安定して見守れる点が魅力です。ここでは、Garminならではの特徴と、目的に合わせて選びやすいシリーズを紹介します。
Garminが信頼される理由
Apple Watchが「生活を便利にする時計」だとすれば、Garminは「体と行動を支えるパートナー」のような存在です。どんな環境でも正確に動作し、無理のない健康管理を続けやすい設計が評価されています。
Garminが選ばれる理由
- 充電を気にせず使えるロングバッテリー
- GPSが正確で屋外でも安定
- 疲れや体調の変化を的確に把握
- 頑丈であらゆる環境に対応
- 天候を問わず操作しやすい
充電を気にせず使えるロングバッテリー
1〜2週間以上持続するモデルが多く、頻繁な充電を意識せずに使えます。旅行やアウトドア、長時間のランニングでも安心して着用でき、朝の電池残量を気にする負担も減ります。時間に追われず、一定のリズムで使い続けられるのが魅力です。
GPSが正確で屋外でも安定
Garminは衛星測位技術に優れ、マルチGNSSと2周波GPSを搭載しています。ビル街や森林の中でもルートがずれにくく、登山やトレーニングの軌跡を正確に残せます。位置情報を信頼できることで、振り返りや分析の精度も高まります。
疲れや体調の変化を的確に把握
Body BatteryやHRVステータス、睡眠スコアなどを通じて、体の状態を多面的にチェックできます。疲労や休息のタイミングを数値で確認できるため、無理のないコンディション調整がしやすくなります。
頑丈であらゆる環境に対応
防水性能は5〜10ATM、上位モデルではチタンベゼルやサファイアレンズを採用しています。登山やキャンプなど、雨や衝撃の多い環境でも安心。長く使うほど、堅牢さの信頼性を実感できます。
天候を問わず操作しやすい
物理ボタンによる操作に対応しており、雨や汗、手袋を着けた状態でも確実に反応します。誤操作が起こりにくく、集中して動けるのが特長です。晴天でも悪天候でも、安定した操作性を保ちます。
Garminは、日常を「より正確に、より快適に」整えてくれるスマートウォッチです。データを通じて自分の状態を理解し、無理のない健康維持や運動習慣を支えてくれます。生活の中で自然に寄り添う存在として、多くの人に選ばれています。
人気のGarminシリーズ
Garminは、目的に合わせて選ぶのが分かりやすいブランドです。ここでは、代表的な3シリーズの特徴と、現在入手しやすいモデルを整理しました。サイズや素材、電池持ち、測位精度を比較すると、自分に合うモデルの方向性が見えてきます。
Venuシリーズ ― 毎日を軽やかに整えるスマートウォッチ

Venuシリーズは、Garminの中でも日常生活に寄り添うスタンダードモデルです。健康管理を続けやすく、デザインや快適さにも配慮されています。通勤や運動、買い物など、あらゆる場面で自然に使え、日々の行動を軽やかに整えます。
主な特徴
- 軽く洗練されたデザインで、どんな服装にも合わせやすい
- 高輝度ディスプレイで見やすく、操作も直感的
- 心拍や睡眠、ストレスなどを自動でチェック
- ランやヨガなど日常の運動を正確に記録
- 音楽・通話・キャッシュレス決済に対応
- 長時間駆動のバッテリーで毎日を快適に
軽やかで上品なデザイン
薄く軽いボディに高発色のAMOLEDディスプレイを備え、長時間着けていても違和感がありません。仕事中も休日も自然に馴染み、アクセサリー感覚で楽しめます。
健康状態をやさしく見守る機能
心拍数、血中酸素、皮膚温、ストレス、睡眠スコアなどを自動で計測します。Venu 4では心電図にも対応し、体調をより細かく把握可能です。無理のない健康管理を続けたい人に向いています。
運動も生活も一台で完結
ランニングやヨガ、サイクリングなどのアクティビティを正確に記録でき、Garmin Payでの決済や音楽再生、通話にも対応します。日常の動作をシンプルにまとめられるのが特徴です。
こんな人におすすめ
- デザイン性と機能性の両方を大切にしたい人
- 運動も日常もひとつのデバイスで管理したい人
- 頻繁な充電を避けて快適に使いたい人
現在はVenu 4とVenu X1の2モデルが販売中です。どちらも日常に自然に溶け込み、健康と快適さのバランスを保ちながら使えます。
| 項目 | Venu 4 45mm | Venu 4 41mm | Venu X1 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025/10/2 | 2025/10/2 | 2025/6/26 |
| 価格 | 79,800円 | 79,800円 | 129,800円 |
| サイズ | 45 x 45 x 12.5 mm | 41 x 41 x 12 mm | 41×46×7.9mm |
| 重量 | 38g | 33g | 34g |
| レンズ | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 | サファイアクリスタル |
| ベゼル | ステンレススチール | ステンレススチール | チタン |
| バンド | シリコン | シリコン | ナイロン |
| ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
| 画面解像度 | 454 × 454 | 390 × 390 | 448 × 486 |
| 防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
| 内蔵メモリ | 8 GB | 8 GB | 32 GB |
| バッテリー スマートウォッチモード | 約12日間 | 約10日間 | 約8日間 |
| バッテリー GPSモード | 約20時間 | 約15時間 | 約16時間 |
| 対応OS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS |
| メール返信 | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ |
| 通知 | ○ | ○ | ○ |
| 常時表示 | ○ | ○ | ○ |
| タッチ操作 | ○ | ○ | ○ |
| 通話 | ○ | ○ | ○ |
| GPS | ○ | ○ | ○ |
| 2周波GPS | ○ | ○ | ― |
| ABCセンサー | ○ | ○ | ○ |
| 地図表示 | ― | ― | ○ |
| 心拍計 | ○ | ○ | ○ |
| 血中酸素 | ○ | ○ | ○ |
| 心電図 | ○ | ○ | ― |
| 高血圧通知 | ― | ― | ― |
| 睡眠時間 | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠コーチ | ○ | ○ | ○ |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠時無呼吸 | ― | ― | ― |
| 睡眠時皮膚温 | ○ | ○ | ○ |
| ストレスレベル | ○ | ○ | ○ |
| エナジースコア | ○ | ○ | ○ |
| ミュージックコントロール | ○ | ○ | ○ |
| オフライン再生 | ○ | ○ | ○ |
| Suica | ○ | ○ | ○ |
| Garmin Pay | ○ | ○ | ○ |
| ワークアウト | ○ | ○ | ○ |
| ランニング機能 | ○ | ○ | ○ |
| ゴルフ機能 | ○ | ○ | ○ |
| 登山機能 | ○ | ○ | ○ |
| ダイビング機能 | ― | ― | ― |
Forerunnerシリーズ ― ランナーのための本格モデル

Forerunnerシリーズは、Garminの中でもランニングを楽しむ人のために作られたモデルです。走った距離や時間を記録するだけでなく、トレーニングの強さや体の回復状態まで確認できるのが特長。日常のジョギングからフルマラソン、トレイルランまで、幅広いレベルのランナーに対応しています。
主な特徴
- 軽くてブレにくく、走りに集中しやすいフィット感
- 高精度のGPSで、街中でも正確にルートを記録
- 走行後の疲労や回復の目安を数値で把握
- 長時間のランでも安心して使えるバッテリー
- 音楽再生やGarmin Payに対応し、スマートに走行
- 練習から大会まで本格的に取り組みたい人に最適
正確な測位と安定した記録
複数の衛星を利用するマルチGNSSと、より誤差の少ない2周波GPSを搭載しています。高い建物が多い街中や森林の中でも位置を正確に捉え、ルートをきれいに記録できます。上位モデルでは地図表示やコース案内にも対応し、長距離のランや山道でも安心して使えます。
トレーニングをわかりやすく管理
走行の強度や疲労の度合い、持久力のレベルなどを数値で確認できます。たとえば、体の回復までの目安時間(リカバリータイム)や、持久力を示す指標(VO2max)もチェック可能。データをもとに、自分に合ったペースや休息の取り方を把握しやすくなります。アプリと連携すれば、過去の記録や月ごとの走行距離も簡単に振り返れます。
長く使えるバッテリーと快適な装着感
一度の充電で最長約23日間使用できるロングバッテリー(※モデルにより異なります)を搭載。夜もつけたままで睡眠の状態を記録できるため、日々の体調管理が続けやすくなります。軽くて装着感も良く、長時間のトレーニングでも快適に使えます。
ランナーを支える便利な機能
音楽のオフライン再生やGarmin Payでのキャッシュレス決済、通話機能など、日常でも便利に使える機能を備えています。スマートフォンを持たずに走り出せる手軽さも、Forerunnerシリーズならではの魅力です。
こんな人におすすめ
- 走行データを活用してトレーニングの質を高めたい人
- マラソン完走や自己ベスト更新を目指す人
- 長距離走やトレイルランで精度と耐久性を重視する人
現在はForerunner 970/570/965/265/165の5機種が販売されています。走る目的やスタイルに合わせて選びやすく、それぞれに個性があります。下の表では、各モデルの特徴や性能を比較できます。
| 項目 | Forerunner 970 | Forerunner 570 | Forerunner 965 | Forerunner 265 | Forerunner 165 |
|---|---|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025/6/5 | 2025/6/5 | 2023/4/4 | 2023/3/2 | 2024/2/29 |
| 価格 | 121,800円 | 89,800円 | 84,800円 | 62,800円 | 39,800円 |
| サイズ | 47×47×12.9mm | 47 x 47 x 12.9mm/ 42.4 x 42.4 x 12.9mm | 47.2×47.2×13.2 mm | 46.1×46.1×12.9 mm | 43 x 43 x 11.6 mm |
| 重量 | 56g | 50g/42g | 53 g | 47 g | 39g |
| レンズ | サファイアクリスタル | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass DX | Corning Gorilla Glass 3 | 化学強化ガラス |
| ベゼル | チタン | アルミニウム | チタン | FRP | FRP |
| バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
| ディスプレイ | AMOLED(1.4インチ) | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
| 画面解像度 | 454 × 454 | 454 × 454 | 454 × 454 | 416 × 416 | 390 x 390 |
| 防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
| 内蔵メモリ | 32 GB | 8 GB | 32 GB | 8 GB | 4GB |
| バッテリー スマートウォッチモード | 約15日間 | 11日間 | 約23日間 | 約13日間 | 約11日間 |
| バッテリー GPSモード | 約26時間 | 約18時間 | 約31時間 | 約20時間 | 約19時間 |
| 対応OS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS |
| メール返信 | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ |
| 通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 常時表示 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| タッチ操作 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 通話 | ○ | ○ | ― | ― | ― |
| GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 2周波GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
| ABCセンサー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 地図表示 | ○ | ― | ○ | ― | ― |
| 心拍計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 血中酸素 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 心電図 | ○ | ― | ― | ― | ― |
| 高血圧通知 | ― | ― | ― | ― | ― |
| 睡眠時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠コーチ | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠時無呼吸 | ― | ― | ― | ― | ― |
| 睡眠時皮膚温 | ○ | ○ | ― | ― | ― |
| ストレスレベル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| エナジースコア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ミュージックコントロ一ル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| オフライン再生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Suica | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Garmin Pay | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ワークアウ卜 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ランニング機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ゴルフ機能 | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| 登山機能 | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| ダイビング機能 | ― | ― | ― | ― | ― |
Fenixシリーズ ― たくましさと上品さを備えたアウトドアモデル

Fenix(フェニックス)シリーズは、「どんな環境でも安心して使える」をテーマにしたGarminの上位モデルです。耐久性が高く、正確で、長く使える設計が特長。登山やトレイルラン、旅など、外で過ごす時間をより快適に整えてくれます。見た目も落ち着いており、ビジネスシーンにも自然に馴染みます。
主な特徴
- どんな場所でも正確に位置を記録できる安心感
- 登山・ラン・スキーなど、屋外での活動に強い
- 頑丈でありながら見た目が上品で扱いやすい
- 一度の充電で数週間使えるロングバッテリー
- 通知・音楽・決済など、ふだん使いにも便利
- アウトドアでも日常でも一本で完結させたい人に
どんな環境でも使いやすい安心設計
Fenixシリーズの魅力は、天候や環境に左右されにくい強さです。雨や雪、暑い日でも安定して動作し、登山や長距離ランニングでも電池切れの心配がほとんどありません。屋外でも都会でも、同じように信頼して使えます。
外での時間をより快適に
高低差や気温の変化を自動で記録し、運動のペースや体調の変化をわかりやすく表示します。登山では地図で現在地やルートを確認でき、ランニングではペース維持をサポート。外に出る時間を、もっと自由で安心なものにしてくれるシリーズです。
長く愛用できるデザインと品質
Fenixは、手に取ったときに感じるしっかりとした作りが印象的です。金属フレームの上質な仕上げと明るく見やすい画面で、アウトドアにもビジネスにも自然に馴染みます。どんな場面でも信頼して使える、長く付き合える1本です。
日常を支える便利な機能
音楽のオフライン再生やGarmin Payでのキャッシュレス決済、通話や通知の確認にも対応。スマートフォンを出さなくても、必要な操作を手元で完結できます。アウトドアだけでなく、日常生活でも快適に使えるバランスの良さが魅力です。
こんな人におすすめ
- 登山やキャンプなど、自然の中での活動を楽しみたい人
- 仕事も運動も一本でこなしたい人
- 長く安心して使える丈夫な時計を探している人
現在はFenix 8/epix Pro/Fenix Eなどが販売されています。サイズやデザインの違いがあり、自分のスタイルに合った1本を選びやすくなっています。下の表では主なモデルの特徴を比較できます。
| 項目 | fēnix 8 Pro - MicroLED | fenix 8 Pro - AMOLED | fēnix 8-AMOLED | fēnix 8-Dual Power | fēnix E |
|---|---|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年10月 | 2025年10月 | 2024年8月 | 2025年10月 | 2024年9月 |
| 価格 | 318,800円 | 206,800円 | 178,000円~198,000円 | 178,000円~198,000円 | 138,000円 |
| サイズ | 51 x 51 x 17.5 mm | 51 x 51 x 16.5 mm | 51×51×14.7 mm 47×47×13.8 mm 43×43×13.8 mm | 51×51×15.4 mm 47×47×15.2 mm | 47×47×14.5 mm |
| 重量 | 93g | 90g | 92 g/73g/66g | 95 g/80 g | 76 g |
| レンズ | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | Power Sapphire | Corning Gorilla Glass |
| ベゼル | チタン | チタン | チタン | チタン | ステンレススチール |
| バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
| ディスプレイ | MicroLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
| 画面解像度 | 454 × 454 | 454 × 454 | 454 × 454/454 × 454/416 x 416 | 280×280/260×260 | 416×416 |
| 防水 | 10 ATM | 10 ATM | 10 ATM | 10 ATM | 10 ATM |
| 内蔵メモリ | 32 GB | 32 GB | 32 GB | 32 GB | 16 GB |
| バッテリー スマートウォッチモード | 約10日間 | 約27日間 | 約29日間/約16日間/約10日間 | 約30日 + 18日 /約21日 + 7日 | 約16日 |
| バッテリー GPSモード | 約44時間 | 約78時間 | 約84時間/約47時間/約28時間 | 約95時間 + 54時間 /約67時間 + 25時間 | 約42時間 |
| 対応OS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS | Android/iOS |
| メール返信 | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ |
| 通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 常時表示 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| タッチ操作 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 通話 | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
| GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 2周波GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
| ABCセンサー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 地図表示 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 心拍計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 血中酸素 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 心電図 | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
| 高血圧通知 | ― | ― | ― | ― | ― |
| 睡眠時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠コーチ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠時無呼吸 | ― | ― | ― | ― | ― |
| 睡眠時皮膚温 | ― | ○ | ○ | ― | ― |
| ストレスレベル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| エナジースコア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ミュージックコントロール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| オフライン再生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Suica | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Garmin Pay | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ワークアウト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ランニング機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ゴルフ機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 登山機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ダイビング機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
シリーズ別で見るApple WatchとGarminの違い
同じスマートウォッチでも、シリーズによって得意な分野は大きく異なります。Apple Watchは操作のしやすさ、Garminは計測の正確さと電池持ちが強み。どちらが合うかは、使う目的やライフスタイルによって変わります。
ここでは、日常向けのSEとVenu、トレーニング向けのSeriesとForerunner、そしてアウトドア向けのUltraとFenixを比較し、それぞれの違いを整理します。
SEとVenu:日常での使いやすさ

毎日使うスマートウォッチとしてよく比べられるのが、Apple Watch SEとGarmin Venuです。価格も手頃で、どちらもシンプルなデザイン。普段使いにちょうどいいモデルとして人気があります。
違いが分かりづらいのは、どちらも便利な機能をそろえているからです。iPhoneとの相性を重視するならSE、バッテリー持ちや体調管理を重視するならVenuが向いています。どちらも通話・音楽・決済に対応しており、できることはよく似ています。
以下の表では、それぞれの特徴を簡単に比較しています。
| 項目 | Apple Watch SE | Garmin Venu |
|---|---|---|
| 特徴 | 直感的に使えて、iPhoneとの連携がスムーズ | 計測が正確で、充電なしでも長く使える |
| デザイン | 角型でスマート、ビジネスにも合う | 丸型で軽く、フィット感が良い |
| バッテリー | 約1日、毎晩の充電が必要 | 約1〜2週間。旅行中も安心 |
| 健康管理 | 心拍や睡眠などを手軽にチェック | 睡眠スコアやストレスも細かく記録 |
| スマート機能 | 通話・音楽・電子マネーに対応 | Garmin Payやオフライン音楽再生に対応 |
| おすすめ | iPhoneを活用して日常を快適にしたい人 | 健康と電池持ちを重視したい人 |
次に、代表的な現行モデルApple Watch SE3とGarmin Venu 4の主な仕様を比較します。
| カテゴリ | 項目 | Apple Watch SE3 | Garmin Venu 4 |
|---|---|---|---|
| 基本情報 | 発売日 | 2025/9/19 | 2025/6/26 |
| 価格 | 37,800円/42,800円 | 79,800円 | |
| サイズ | 40x34x10.7mm/44x38x10.7mm | 45 x 45 x 12.5 mm/41 x 41 x 12 mm | |
| 重量 | 26.3g/32.9g | 38g/33g | |
| バッテリー スマートウォッチモード | 18時間 | 約12日間/約10日間 | |
| 対応OS | iOS | Android/iOS | |
| デザイン | レンズ | Ion-X | Corning Gorilla Glass 3 |
| ベゼル | アルミニウム | ステンレススチール | |
| バンド | シリコン | シリコン | |
| ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | |
| 画面解像度 | 324x394/368 x 448 | 454x454/390x390 | |
| 防水 | 5 ATM | 5 ATM | |
| スマート機能 | メール返信 | iOS | Androidのみ |
| 通知 | ○ | ○ | |
| 常時表示 | ○ | ○ | |
| タッチ操作 | ○ | ○ | |
| 通話 | ○ | ○ | |
| Suica | ○ | ○ | |
| オフライン再生 | ○ | ○ | |
| 健康・フィットネス | 心拍計 | ○ | ○ |
| 血中酸素 | - | ○ | |
| 心電図 | - | ○ | |
| 高血圧通知 | - | ― | |
| ストレスレベル | - | ○ | |
| エナジースコア | - | ○ | |
| 睡眠・回復 | 睡眠時間 | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | |
| 睡眠コーチ | - | ○ | |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | |
| 睡眠時無呼吸 | ○ | ― | |
| 睡眠時皮膚温 | ○ | ○ | |
| アウトドア・スポーツ | ランニング機能 | ○ | ○ |
| ゴルフ機能 | ○ | ○ | |
| 登山機能 | ○ | ○ | |
| ダイビング機能 | - | ― | |
| GPS | ○ | ○ | |
| 2周波GPS | - | ○ | |
| ABCセンサー | ○ | ○ | |
| 地図表示 | ○ | ― |
スペックだけを見るとどちらも機能は充実していますが、重視するポイントによって使いやすさは変わります。それぞれの特徴を整理しました。
| 目的 | Apple Watch SE3 | Garmin Venu 4 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| iPhoneとの連携を重視 | ◎ 完全連携で操作がスムーズ | ○ 基本機能は連携可 | Apple Watch |
| 通話・決済をよく使う | ◎ Suica・通話・音楽に対応 | ○ Garmin Pay・音楽対応 | Apple Watch |
| 充電の手間を減らしたい | △ 約18時間 | ◎ 約12日間 | Venu |
| 健康・睡眠を細かく見たい | ○ 基本データを記録 | ◎ 心電図・睡眠スコア対応 | Venu |
| デザイン・装着感を重視 | ◎ スマートで軽い角型 | ◎ 柔らかく軽い丸型 | 好みに合わせて |
| 旅行・外出が多い | △ 毎日充電が必要 | ◎ 長持ちバッテリー | Venu |
日常の快適さを重視するならSE、健康管理とバッテリーの安心感を求めるならVenu。
SeriesとForerunner:計測精度と運動データ

本格的に運動データを記録したい人がよく比較するのが、Apple Watch Series 11とGarmin Forerunner 970です。どちらも上位モデルで、健康管理はもちろん、トレーニングにも十分対応できる性能を備えています。
迷いやすいのは、どちらも「走る」「歩く」「測る」といった基本機能を持っているためです。ただし、Apple Watchは操作のしやすさとスマート機能の多さ、Forerunnerは運動データの分析精度と電池持ちに違いがあります。それぞれの特徴を整理しました。
| 項目 | Apple Watch Series | Garmin Forerunner |
|---|---|---|
| 特徴 | 直感的に使え、日常と運動のバランスが良い | ランやレースに特化し、データ分析が細かい |
| 測位精度 | シングルGPSで日常ランには十分 | マルチGNSS+2周波GPSでより正確 |
| データ分析 | 距離・ペース・心拍などを見やすく表示 | VO2maxやリカバリーなど専門的な指標に対応 |
| バッテリー | 約1日、毎日充電が必要 | 約15日 |
| スマート機能 | 通話・音楽・電子マネーなどに対応 | Garmin Pay・音楽・通話対応 |
| おすすめタイプ | 健康管理とライトな運動を楽しみたい人 | 走行データを分析して成果を伸ばしたい人 |
次に、代表的な現行モデルApple Watch Series 11とGarmin Forerunner 970の主な仕様を比較します。
| カテゴリ | 項目 | Apple Watch S11 | Garmin Forerunner 970 |
|---|---|---|---|
| 基本情報 | 発売日 | 2025/9/19 | 2025/6/5 |
| 価格 | 37,800円/42,800円 | 121,800円 | |
| サイズ | 40x34x10.7mm/44x38x10.7mm | 47×47×12.9mm | |
| 重量 | 26.3g/32.9g | 56g | |
| バッテリー スマートウォッチモード | 18時間 | 約15日間 | |
| 対応OS | iOS | Android/iOS | |
| デザイン | レンズ | Ion-X | サファイアクリスタル |
| ベゼル | アルミニウム | チタン | |
| バンド | シリコン | シリコン | |
| ディスプレイ | AMOLED | AMOLED(1.4インチ) | |
| 画面解像度 | 324x394/368 x 448 | 454 × 454 | |
| 防水 | 5 ATM | 5 ATM | |
| スマート機能 | メール返信 | ○ | Androidのみ |
| 通知 | ○ | ○ | |
| 常時表示 | ○ | ○ | |
| タッチ操作 | ○ | ○ | |
| 通話 | ○ | ○ | |
| Suica | ○ | ○ | |
| オフライン再生 | ○ | ○ | |
| 健康・フィットネス | 心拍計 | ○ | ○ |
| 血中酸素 | ○ | ○ | |
| 心電図 | ○ | ○ | |
| 高血圧通知 | ○ | ― | |
| ストレスレベル | - | ○ | |
| エナジースコア | - | ○ | |
| 睡眠・回復 | 睡眠時間 | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | |
| 睡眠コーチ | - | ○ | |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | |
| 睡眠時無呼吸 | ○ | ― | |
| 睡眠時皮膚温 | ○ | ○ | |
| アウトドア・スポーツ | ランニング機能 | ○ | ○ |
| ゴルフ機能 | ○ | ○ | |
| 登山機能 | ○ | ○ | |
| ダイビング機能 | - | ― | |
| GPS | ○ | ○ | |
| 2周波GPS | - | ○ | |
| ABCセンサー | ○ | ○ | |
| 地図表示 | ○ | ○ |
機能はどちらも優秀ですが、目的によっておすすめが変わります。下の表でまとめました。
| 目的 | Apple Watch Series 11 | Garmin Forerunner 970 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| iPhoneとの相性を重視 | ◎ 完全連携で操作快適 | ○ 連携可だが機能限定 | Apple Watch |
| 日常+ライトな運動 | ◎ 手軽に記録できる | ○ データ多めでやや専門的 | Apple Watch |
| 本格的なランニング分析 | △ 基本データ中心 | ◎ VO2max・PacePro対応 | Forerunner |
| 長時間のバッテリーを重視 | △ 約1日持ち | ◎ 約15日持ち | Forerunner |
| 見た目・デザインを重視 | ◎ スタイリッシュで軽い | ◎ スポーティで耐久性高い | 好みに合わせて |
| 大会や長距離走を想定 | △ 電池が不安 | ◎ 長時間記録に最適 | Forerunner |
日常で動きを記録するならSeries 11、本気で走るならForerunner 970。
UltraとFenix:アウトドアでの信頼性

スマートウォッチの中でも最上位モデルとして比較されるのが、Apple Watch Ultra 3とGarmin Fenix 8。どちらもタフな環境に対応し、登山・トレイルラン・キャンプなど、屋外での活動を支える高性能モデルです。
多くの人が迷うのは、「どちらも丈夫で高機能」に見えるからです。Apple Watch Ultraは操作性や画面の美しさで優れ、Fenixはバッテリー持ちと測位精度で圧倒的。どちらも“アウトドアでも安心”を掲げていますが、使い勝手や信頼性の方向性が異なります。
まずはシリーズ全体の特徴を整理してみましょう。
| 項目 | Apple Watch Ultraシリーズ | Garmin Fenixシリーズ |
|---|---|---|
| 特徴 | 直感的な操作と美しいディスプレイで扱いやすい | 高精度GPSとロングバッテリーで過酷な環境に強い |
| 耐久性 | チタンケース・サファイアガラスで高強度 | MIL規格準拠・10ATM防水でより堅牢 |
| 測位精度 | 2周波GPS対応で登山ルートも正確 | マルチGNSS+2周波GPSで安定したトラッキング |
| バッテリー | 最大42時間。短期登山や日帰りに最適 | 約29日間。長期遠征にも対応 |
| 地図・ナビ | 基本ナビに対応。詳細地図は非搭載 | 詳細地図・ルートナビ対応 |
| おすすめタイプ | 操作性とデザイン性を重視する人 | 長時間の活動や本格登山を行う人 |
続いて、現行モデルApple Watch Ultra 3とGarmin Fenix 8の主な仕様を比較します。
| カテゴリ | 項目 | Apple Watch Ultra 3 | Garmin Fenix 8 AMOLED |
|---|---|---|---|
| 基本情報 | 発売日 | 2025/9/19 | 2024/8/29 |
| 価格 | 129,800円 | 178,000円~198,000円 | |
| サイズ | 49x44x14.4mm | 51×51×14.7 mm 47×47×13.8 mm 43×43×13.8 mm | |
| 重量 | 61.6g | 92 g/73g/66g | |
| バッテリー スマートウォッチモード | 42時間 | 約29日間/約16日間/約10日間 | |
| 対応OS | iOS | Android/iOS | |
| デザイン | レンズ | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル |
| ベゼル | チタニウム | チタン | |
| バンド | シリコン | シリコン | |
| ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | |
| 画面解像度 | 422x514 | 454 × 454/454 × 454/416 x 416 | |
| 防水 | 10 ATM | 10 ATM | |
| スマート機能 | メール返信 | ○ | Androidのみ |
| 通知 | ○ | ○ | |
| 常時表示 | ○ | ○ | |
| タッチ操作 | ○ | ○ | |
| 通話 | ○ | ○ | |
| Suica | ○ | ○ | |
| オフライン再生 | ○ | ○ | |
| 健康・フィットネス | 心拍計 | ○ | ○ |
| 血中酸素 | ○ | ○ | |
| 心電図 | ○ | ○ | |
| 高血圧通知 | ○ | ― | |
| ストレスレベル | - | ○ | |
| エナジースコア | - | ○ | |
| 睡眠・回復 | 睡眠時間 | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | |
| 睡眠スコア | ○ | ○ | |
| 睡眠コーチ | - | ○ | |
| 昼寝検出 | ○ | ○ | |
| 睡眠時無呼吸 | ○ | ― | |
| 睡眠時皮膚温 | ○ | ○ | |
| アウトドア・スポーツ | ランニング機能 | ○ | ○ |
| ゴルフ機能 | ○ | ○ | |
| 登山機能 | ○ | ○ | |
| ダイビング機能 | ○ | ○ | |
| GPS | ○ | ○ | |
| 2周波GPS | ○ | ○ | |
| ABCセンサー | ○ | ○ | |
| 地図表示 | ○ | ○ |
スペック上はいずれもハイエンドですが、活動スタイルによって選び方は変わります。以下の表で整理しました。
| 目的・タイプ | Apple Watch Ultra 3 | Garmin Fenix 8 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| iPhoneとの相性を重視 | ◎ 完全連携で快適 | ○ 連携可だが限定的 | Apple Watch |
| 操作性・画面の見やすさ | ◎ タッチ操作がスムーズ | ○ ボタン操作中心 | Apple Watch |
| 長時間の登山・遠征 | △ 約2日 | ◎ 約1ヶ月持ち | Fenix |
| 過酷な環境での使用 | ◎ MIL規格準拠で堅牢 | ◎ 同等かそれ以上の強度 | Fenix |
| 地図・ルート案内を重視 | △ 簡易ナビのみ | ◎ 詳細地図・ナビ対応 | Fenix |
| デザイン・普段使い | ◎ 高級感あるチタンボディ | ◎ スポーティで存在感あり | 好みに合わせて |
操作性とデザイン重視ならUltra、長時間の信頼性と機能重視ならFenix。
利用シーン別おすすめモデル
スマートウォッチは、使うシーンによって最適なモデルが異なります。日常の快適さを優先するのか、運動データを細かく残したいのか、それともアウトドアで頼れる相棒を求めるのか。目的を明確にすることで、自分に合った一台が見えてきます。
日常や通勤で使いやすいモデル
通勤や外出など、毎日の生活をスムーズにしたいならApple Watch SE(第3世代)が使いやすい選択です。通知や通話、音楽、キャッシュレス決済を快適にこなせて、iPhoneとの連携もスムーズ。直感的に操作でき、ビジネスにもカジュアルにも自然に馴染みます。
一方、体調を見える形で管理したい人にはGarmin Venu 4がおすすめです。睡眠スコアやストレス、皮膚温を自動で測定し、約12日間持続するバッテリーで充電の手間も少なめ。軽くて装着感も良く、長時間でも快適です。日常の快適さを求めるならSE、健康をしっかり見たいならVenuが心強い選択になります。
ランニングやフィットネスを重視する人に
走ることを習慣にしたい人や、運動データを記録してモチベーションを維持したい人には、精度と操作性がポイントになります。Apple Watch Series 11はアクティビティリングで目標達成が視覚化され、日々の変化を直感的に把握できます。通勤ランやジムトレーニングなど、日常の延長で運動を楽しみたい人に向いています。
より本格的にトレーニングを行うならGarmin Forerunner 970が最適です。VO2maxやトレーニング負荷、リカバリー時間などを詳細に記録し、走りを科学的に分析。マルチGNSS+2周波GPSによる高精度な測位で、走行データの信頼性も高い。軽量でバッテリーも長持ちし、マラソンやトレイルランにも安心です。
登山やアウトドアを楽しむ人に
天候や環境が変化する場面では、耐久性と測位精度が欠かせません。Apple Watch Ultra 3はチタンケースとサファイアガラスを採用し、過酷な環境にも対応。屋外でも見やすい高輝度ディスプレイと、手袋のまま押せるアクションボタンで操作性も高く、短期登山や週末のアクティビティに適しています。
より長期の登山やキャンプなど、厳しい環境で使うならGarmin Fenix 8が頼もしい選択です。気圧や標高、方位をリアルタイムで表示し、登山ルートを地図で確認できるナビ機能を搭載。約1か月使えるバッテリーと高い防水性能で、どんな場所でも安心して使用できます。上品なデザインで、アウトドアでも街でも自然に溶け込みます。
コスパ重視で選びたい人に
必要な機能をしっかり備えつつ、価格を抑えたい人にはApple Watch SE(第3世代)が有力です。3万円台で購入でき、通知・通話・電子マネーなど主要機能を網羅。シンプルで分かりやすく、初めてのスマートウォッチとしても扱いやすいモデルです。
Garminではvivoactive 6がコストパフォーマンスの高い選択です。約5万円台ながら、血中酸素・睡眠・ストレスなどの健康機能を搭載し、約11日間持続するロングバッテリーを備えています。ヨガやウォーキングなど軽い運動にも対応し、無理なく健康をサポートします。コストを抑えつつ、機能性も求めたい人に適しています。
まとめ
Apple WatchとGarminは、どちらも優れたスマートウォッチですが、重視するポイントで選び方が変わります。機能の方向性を理解しておくことで、自分の目的に合ったモデルを見つけやすくなります。
| 選び方の視点 | おすすめ | 特徴のまとめ |
|---|---|---|
| スマホ連携や操作性 | Apple Watch SE/Series | iPhoneとの相性が良く、日常の操作がスムーズ |
| 健康データの精度と記録 | Garmin Venu/Forerunner | 心拍や睡眠などを細かく管理でき、長期データに強い |
| アウトドアや耐久性 | Garmin Fenix | 堅牢な素材と高精度GPSで、過酷な環境にも対応 |
| デザインと快適さ | Apple Watch | シンプルで上品、軽くて装着感が良い |
| 価格と機能のバランス | Apple Watch SE/Garmin Venu | 必要な機能を備え、コストパフォーマンスが高い |
最後に大切なのは、「どんな時間をより快適にしたいか」という視点です。毎日の動きをスムーズにしたいならApple Watch、体調を整えながら生活を充実させたいならGarminが合います。どちらを選んでも、日々の時間が少し前向きに変わる——それがスマートウォッチの魅力です。
